核兵器廃絶への宣教司牧研究

更新日:2020年12月22日13:00

概要

カトリック広島司教区では、教区民に対し、宣教司牧活動ガイドライン(2007)の「平和」の項目に「福音の精神(キリストの愛)にのっとり、広島教区としてこれまで以上に核兵器廃絶を世界に訴えていくとともに、憲法第 9 条を広島教区の宝として各教会で学習を深めていく。」と指針を示し、さらにガイドライン「平和の使徒となぁ~れ!」(2012)においては「平和の実践」の「2.広島から平和な波を」項目に「③核兵器廃絶および非戦を身近な周囲、国内外に訴えます。」との指針も示めしています。

世の中では、核兵器廃絶の動きに力強くサポートするであろう国際規範の「核兵器禁止条約」が、2017年7月7日国連総会において122カ国の賛成により条約化され、2020年10月24日には条約発効に必要な50カ国目の国が批准し、2021年1月22日に条約発効することが確定しました。

そんな中、2019年11月23日~26日に教皇フランシスコが日本を訪問され(広島訪問は11月24日、司牧訪問テーマ「すべてのいのちを守るために」)、「核兵器の廃絶を求めること、原子力の戦争目的の使用は犯罪であり倫理に反すること、そして、核兵器が人道的にも環境的にも悲劇的な結果をもたらすこと、核兵器の保有自体が倫理に反すること」などと教えられました。

被爆地ヒロシマを管轄する広島司教区内にある「平和の使徒推進本部」は、この訪問を機に再度刺激を受け、カトリック教会の教えにもとづく人道的視点から、核兵器の廃絶を訴えていくための宣教司牧研究を始めていくことにしました。

(準備中、随時更新)

研究成果等

※本稿で述べている見解は、筆者個人のものであり、筆者が属する組織を代表するものではありません。

研究レポート

(準備中)

コラム(GAUDETE 平和の使徒推進本部だより)

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掲載日2020年11月19日
更新日2020年12月22日
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編集者web管理者(竹内)