「その日、その時」 GAUDETE 2016年12月号(本紙第30号)
カテゴリー(記事区分): 教区取組 / 部門 / 推進本部事務局
キーワード(索引語): GAUDETE(推進本部だより),情報の共有化,祈り・福音の教え・信仰教育
最終更新日:2016年12月5日
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その日、その時
待降節が始まりました。待降節は最も早い年で11月27日、最も遅い年でも12月3日に始まります。今年の待降節第一主日は11月27日でしたから、最も早く始まった待降節となりました。
「待降節は二重の特徴をもっている。主の第一の来臨(受肉)の追憶と第二の来臨(終末時)の待望。この理由で、待降節は愛と喜びに包まれた待望の時となる」(「典礼暦年と典礼歴に関する一般原則」39参照)
「第二の来臨の待望」、神の救いの完成の時である終末の到来に向かって生きることも、待降節の中心テーマです。
「その日、その時は、だれも知らない」(マタイ24・36)
その日がいつか人間にはわからないが、救いの時が必ずやってくるという確信は、旧約時代の人々の心に深く刻まれていました。どんな絶望的な状況にあっても、国が滅びても、異国に捕囚として連行されても、その確信が失われることはありませんでした。その希望が自分たちの世代でかなえられなくとも、次の世代に「メシア(救い主)が来る」という確信を伝え続けました。
これこそ、わたしたちにまで伝えられた「神の民」の信仰です。
「人の子は思いがけない時に来る」(マタイ24・44)
その時について人間は予測することもできないし、人間の力で早めたり遅くすることもできません。
神の計らいの前に、人間は全く無力であることを自覚し、「待ち望む」ことの重さを学ぶ待降節でありますように。「メシア(救い主)が来る」との深い確信のうちに。
♪ わたしは静かに神を待つ わたしの救いは神からくる ♪
(「典礼聖歌」184)
Pope Francis General Audience 2014.10.15 (ローマ教皇一般謁見)・・・「終末におけるキリスト者の希望」
主な教会暦(主日を除く)
- 12月03日 日本宣教の保護者聖フランシスコ・ザビエル司祭(祝日・白)
- 12月08日 無原罪の聖マリア(祭日・白)
- 主の降誕(祭日)(Christmas)
- 12月26日 聖ステファノ殉教者(祝日・赤)
- 12月27日 聖ヨハネ使徒福音記者(祝日・白)
- 12月28日 幼子殉教者(祝日・赤)
- 12月30日 聖家族 (The Holy Family)(祝日・白)
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備考
文書(ページ)情報
掲載日 | 2016年12月5日 |
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更新日 | 2016年12月5日 |
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推進・区分 | 推進本部事務局 |
タグ(索引語) | GAUDETE(推進本部だより)情報の共有化祈り・福音の教え・信仰教育 |
編集者 | web管理者(竹内) |
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