「やがて死ぬ・・・」 GAUDETE 2016年11月号(本紙第29号)
カテゴリー(記事区分): 教区取組 / 部門 / 推進本部事務局
キーワード(索引語): GAUDETE(推進本部だより),情報の共有化,祈り・福音の教え・信仰教育
最終更新日:2016年11月23日
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やがて死ぬ・・・
11月は「死者の月」です。死者のために祈り、また、死者に神へのとりなしを願い、そして、わたしたちの死について黙想する大切な時です。
やがて死ぬ けしきは見えず 蝉の声(芭蕉)
人はだれでも死を迎えます。遅い早いの差はあっても「やがて死ぬ」のです。人生の絶対の真理です。死に関するかぎり、だれにも例外はありません。
「愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる。」(ルカ12・20)
「人が見ることは 知恵ある者も死に 無知な者、愚かな者と共に滅び 財宝を他人に残さないといけないということ」(詩編49・11)
蝉は、数年間地中で過ごし、地上に出てからは一週間ほどの短い命ですが、「今夜、お前の命は取り上げられ」ようが、「やがて死ぬ」などという先のことも気にする様子もありません。死の直前まで、無心に、元気で泣き続け、力いっぱい生きて、天命を全うするのです。なんと見事な生き方か、なんと見事な死に方かと芭蕉は感嘆したのだと思います。
「だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」(マタイ6・34)
死に対して不安や恐れを抱くばかりではなく、今日一日の命を神のいつくしみとはからいに委ねて、喜びの恵みに満たされましょう。
Udienza Generale (2016-10-12)(ローマ教皇一般謁見)・・・身体的な慈善のわざと精神的な慈善のわざ
主な教会暦(主日を除く)
- 11月01日 諸聖人(祭日)
- 11月02日 死者の日
- 11月09日 ラテラン教会の献堂(祝日)
- 11月20日 王であるキリスト(祭日)
- 11月30日 アンデレ使徒(祝日)
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備考
文書(ページ)情報
掲載日 | 2016年11月23日 |
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更新日 | 2016年11月23日 |
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推進・区分 | 推進本部事務局 |
タグ(索引語) | GAUDETE(推進本部だより)情報の共有化祈り・福音の教え・信仰教育 |
編集者 | web管理者(竹内) |
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