2013年11月24日　王であるキリスト（ルカ福音書　23･35-43）（祭日：「信仰年」閉幕日）

聖書朗読箇所

第一朗読：サムエル記下　5･1-3

第二朗読：コロサイの信徒への手紙　1･12-20

福音朗読：ルカ福音書　23･35-43

十字架につけられる（23･26-43）

人々はイエスを引いて行く途中、田舎から出て来たシモンというキレネ人捕まえて、十字架を背負わせ、イエスの後ろから運ばせた。民衆と嘆き悲しむ婦人たちが大きな群れを成して、イエスに従った。イエスは婦人たちの方を振り向いて言われた。「エルサレムの娘たち、わたしのために泣くな。むしろ、自分と自分の子供たちのために泣け。人々が、『子を産めない女、産んだことのない胎、乳を飲ませたことのない乳房は幸いだ』と言う日が来る。

そのとき、人々は山に向かっては、

『我々の上に崩れ落ちてくれ』と言い、

丘に向かっては、

『我々を覆ってくれ』と言い始める。

『生の木』さえこうされるのなら、『枯れた木』はいったいどうなるのだろうか。」

ほかにも、二人の犯罪人が、イエスと一緒に死刑にされるために、引かれて行った。「されこうべ」と呼ばれている所に来ると、そこで人々はイエスを十字架につけた。犯罪人も、一人は右に一人は左に、十字架につけた。［そのとき、イエスは言われた。「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。」］人々はくじを引いて、イエスの服を分け合った。民衆は立って見つめていた。議員たちも、あざ笑って言った。「他人を救ったのだ。もし神からのメシアで、選ばれた者なら、自分を救うがよい。」兵士たちもイエスに近寄り、酸いぶどう酒を突きつけながら侮辱して、言った。「お前がユダヤの王なら、自分を救ってみろ。」イエスの頭の上には、「これはユダヤ人の王」と書いた札も掲げてあった。

十字架にかけられていた犯罪人の一人が、イエスをののしった。「お前はメシアではないか。自分自身と我々を救ってみろ。」すると、もう一人の方がたしなめた。「お前は神をも恐れないのか、同じ刑罰を受けているのに。我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だ。しかし、この方は何も悪いことをしていない。」そして、「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」と言った。するとイエスは、「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。

※主日の福音朗読箇所に指定されている章節を含む、見出しで括られた箇所を掲載している。

関連記事

ミサの準備や黙想などに活用ください。

• Sunday Gospel Nov 24 2013 (NEWS.VA)
• 「聖書と典礼」表紙絵解説2013年11月24日（オリエンス宗教研究所）
• 王であるキリスト (2013/11/24 ルカ23章35-43節)（カトリック東京大司教区聖書の集い－福音のヒント）
• 王であるキリスト(ルカ23:35-43)わたしは今日キリストを王としていただく（こうじ神父今週の説教－カトリック長崎大司教区）
• C年　年間第34主日　王であるキリスト（ラウダーテ，女子パウロ会）
• みことばの調べ　森一弘司教の主日の福音説教集（サンパウロ）※期日を過ぎるとバックナンバー集へ移ります
• 山内堅治神父のみことばの響き（サンパウロ）※期日を過ぎるとバックナンバー集へ移ります
• 信仰年関連 (Year of Faith)
• 信仰年閉幕行事のお知らせ（広島司教区，2013年11月24日）- Closing Events for the Year of Faith
• PC閲覧用11月24日の司祭の考察と聖書のことば
• Holy Mass concluding the Year of the Faith – S.Messa e Angelus a chiusura dell’Anno della Fede (2013-11-24)（ローマ教皇信仰年閉幕ミサとお告げの祈り）
• 教皇フランシスコの「信仰年」閉年ミサ説教
• 11月24日　山根敏身神父

募集中

• 【常時募集】主な典礼の写真を提供していただける「平和の使徒」募集
• 【常時募集】主日の福音箇所に関連する絵を提供していただける「平和の使徒」募集

文書（ページ）情報

掲載日	2013年11月22日
更新日	2013年11月26日
閲覧回数	2,344 Views
推進・区分	主日・移動暦日
タグ（索引語）	主の祭日・聖母と聖人の祭日信仰年典礼秘跡祈り・福音の教え・信仰教育
編集者	web管理者（竹内）
次の記事	2013年12月01日　待降節第1主日（マタイ福音書　24･37-44）
前の記事	2013年11月17日　年間第33主日（ルカ福音書　21･5-19）