連載⑪「今、殉教を生きるとは?」

カテゴリー(記事区分): 教区取組 / 広島教区年間テーマ関係

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最終更新日:2017年2月1日

(5)町人ヨアキム九郞右衛門

彼は温厚な町人で、教会の慈悲役を努めていたようです。慈悲役とは現代の教会委員に該当する人でしたが、3~4人の熱心な信者からなり、教会の運営や財政より慈善と司牧(貧しい人を助け、病人を見舞い援助し、神父と連絡をとったり、臨終立会、葬儀の世話等)をし、教会に奉仕をしていました。

ハンセン病患者の施設で責任ある役目も担っていました。九郎右衛門は長くこの慈悲役に従事し、弾圧の時代になってからも、司祭がいないときには洗礼を授ける使命を受けていました。

牢に入れられているときには、九郞右衛門は長く伝道士を勤めたのでひときわ過酷な拷問を受けました。いよいよ殉教することになったとき妻は彼を訪れ、喜びに溢れた面持ちで、「あなたが間もなく聖なる奉仕(慈悲役)を終えられ、主に倣って十字架上で死ぬことを、心から主に感謝しています。」と言いました。そして、神の子羊(アニュス・ディ)のメダイとロザリオを彼の首にかけ、祈祷書をその膝に置きました。

1624年マチアス庄原が殉教して3週間後同じ刑場で処刑されます。享年65才でした。

備考



 

   
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掲載日2013年3月15日
更新日2017年2月1日
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