待降節第1主日 (1ST SUNDAY OF ADVENT)

主日A年

第一朗読:イザヤ書 2・1-5

第二朗読:ローマの信徒への手紙 13・11-14a

福音朗読:マタイ福音書 24・37-44

目を覚ましていなさい(24・36-44)

マタイ福音書24_37-44(K.Yamaguchi)_middle
Painted by K.Yamaguchi

「その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。ただ、父だけがご存じである。人の子が来るのは、ノアの時と同じだからである。洪水になる前は、ノアが箱舟に入るその日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていた。そして、洪水が襲って来て一人残らずさらうまで、何も気づかなかった。人の子が来る場合も、このようである。そのとき、畑に二人の男がいれば、一人は連れて行かれ、もう一人は残される。二人の女が臼をひいていれば、一人は連れて行かれ、もう一人は残される。だから、目を覚ましていなさい。いつの日、自分の主が帰って来られるか、あなたがたには分からないからである。このことをわきまえていなさい。家の主人は、泥棒が夜のいつごろやって来るか知っていたら、目を覚ましていて、みすみす自分の家に押し入らせはしないだろう。だから、あなたがたも用意していなさい。人の子は思いがけない時に来るからである。」

gospel_of_matthew

※主日の福音朗読箇所に指定されている章節を含む、見出しで括られた箇所を掲載している。

主日B年

第一朗読:イザヤ書 63・16b-17,19b;64・2b-7

第二朗読:コリントの信徒への手紙一 1・3-9

福音朗読:マルコ福音書 13・33-37

32-37 目を覚ましていなさい

Painted by K.Yamaguchi
Painted by K.Yamaguchi

「その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。父だけがご存じである。気をつけて、目を覚ましていなさい。その時がいつなのか、あなたがたには分からないからである。それは、ちょうど、家を後に旅に出る人が、僕たちに仕事を割り当てて責任を持たせ、門番には目を覚ましているようにと、言いつけておくようなものだ。だから、目を覚ましていなさい。いつ家の主人が帰って来るのか、夕方か、夜中か、鶏の鳴くころか、明け方か、あなたがたには分からないからである。主人が突然帰って来て、あなたがたが眠っているのを見つけるかもしれない。あなたがたに言うことは、すべての人に言うのだ。目を覚ましていなさい。」

 

※主日の福音朗読箇所に指定されている章節を含む、見出しで括られた箇所を掲載している。

主日C年

第一朗読:エレミヤ書33・14-16

第二朗読:テサロニケの信徒への手紙一3・12~4・2

福音朗読:ルカ福音書21・25-28,34-36

25-28 人の子が来る

Painted by K.Yamaguchi
Painted by K.Yamaguchi

「それから、太陽と月と星に徴が現れる。地上では海がどよめき荒れ狂うので、諸国民の民は、なすすべを知らず、不安に陥る。人々は、この世界に何が起こるのかとおびえ、恐ろしさのあまり気を失うだろう。天体が揺り動かされるからである。そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。このようなことが起こり始めたら、身を起こして頭を上げなさい。あなたがたの解放の時が近いからだ。」

34-38 目を覚ましていなさい

「放縦や深酒や生活の煩いで、心が鈍くならないように注意しなさい。さもないと、その日が不意に罠のようにあなたがたを襲うことになる。その日は、地の表のあらゆるところに住む人々すべてに襲いかかるからである。しかし、あなたがたは、起ころうとしているこれらすべてのことから逃れて、人のこの前に立つことができるように、いつも目を覚まして祈りなさい。」

それからイエスは、日中は神殿の境内で教え、夜は出て行って「オリーブ畑」と呼ばれる山で過ごされた。民衆は皆、話を聞こうとして、神殿の境内にいるイエスのもとに朝早くから集まって来た。

※主日の福音朗読箇所に指定されている章節を含む、見出しで括られた箇所を掲載している。

教会公文書

広島司教区

ローマ教皇

フランシスコ



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掲載日2015年11月28日
更新日2016年11月27日
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編集者web管理者(竹内)