「聖徒の交わり」 GAUDETE 2015年11月号(本紙第17号)

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最終更新日:2015年11月10日

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聖徒の交わり

11月1日は、「諸聖人の祝日」で、11月2日は「死者の日」です。

第二バチカン公会議は、この地上の教会を「終末に向けて旅する神の民」と呼び、天上の教会と心を一つにすることを呼びかけました。

「旅する人々とキリストの平和のうちに眠りに就いた兄弟との一致は少しも中断されることはなく、かえって教会の不変の信仰によれば、霊的善の交換によって強められるのである」(第二バチカン公会議「教会憲章」49)「聖徒の交わり」の信仰に基づいて、聖人を崇敬し取り次ぎを願うこと、死者のために祈ることを大切にしてきました。

民俗学者の柳田国夫さんによれば、この日本列島に生活する人々は、古い昔から、人が死ねばその霊魂は裏山に登り、次第に浄められて祖霊になると自然に信じてきたそうです。

たしかに今でも、広島県の山間部では、農家の裏山に自然石の墓標がたたずんでいる光景を見かけます。死者とこの世の生活者との距離がなく、先祖の霊に見守られて、日々の生活が営まれているとの習慣的な感覚があるのではないでしょうか。
 
「聖徒の交わり」の感覚が、わたしたち日本人の心の奥深いところに宿っているのかもしれません。

「教義の真の擁護者は、概念ではなく人間を護る人」教皇

2015年10月4日~25日まで開催された世界代表司教会議第14回通常総会(シノドス、テーマ「教会と現代世界における家庭の召命と使命」)が閉会した。閉会前の全体会議での教皇講話についてバチカン放送局の記事を紹介する。

主な典礼暦

11月01日 諸聖人(祭日)
11月02日 死者の日
11月07日 ラテラン教会の献堂(祝日)
11月15日 家族大会(広島地区)
11月22日 王であるキリスト(祭日)
11月29日 待降節第1主日
11月30日 聖アンデレ使徒(祝日)

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掲載日2015年11月10日
更新日2015年11月10日
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