「平和を実現する人」GAUDETE(推進本部だより)2015年03月号(本紙第9号)(2015年03月13日掲載)

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最終更新日:2015年8月29日

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平和を実現する人

2月25日、日本の司教団から「戦後70年司教団メッセージ」が発表されました。タイトルは「平和を実現する人は幸い~今こそ武力によらない平和を」です。

節目の年の司教団メッセージが公表されたのは、奇しくも教皇ヨハネ・パウロ二世が、34年前の1981年に、広島平和記念公園から全世界に向けて『平和アピール』を発信されたのと同じ日にあたる2月25日でした。

今回の司教団メッセージの「おわりに」では、『平和アピール』の教皇ヨハネ・パウロ二世のことばが引用されています。

「目標は、つねに平和でなければなりません。すべてをさしおいて、平和が追求され、平和が保持されなければなりません。過去の過ち、暴力と破壊とに満ちた過去の過ちを、繰り返してはなりません。険しく困難ではありますが、平和への道を歩もうではありませんか。その道こそが、人間の尊厳を尊厳たらしめるものであり、人間の運命をまっとうさせるものであります。平和への道のみが、平等、正義、隣人愛を遠くの夢ではなく、現実のものとする道なのです」この呼びかけを心に刻み、新たな一歩を踏み出しましょう。

タイトルの中の「平和を実現する人」はマタイ福音書5章9節のことばですが、「新共同訳」の訳語です。同じことばが「平和をもたらす人」(フランシスコ会聖書研究所訳)、「平和を造り出す者」(岩波書店新約聖書翻訳委員会訳)、「平和のために働く人」(本田哲郎訳)などと翻訳が異なるのはとても興味深いことです。

異なった翻訳を比較しながら、「平和」について黙想するのも楽しいものです。

推進本部からの広報

写真と訪問記の募集

2015年2月25日(聖ヨハネ・パウロ二世教皇「平和アピール」記念日)に、平和の使徒推進本部から「平和年」の活動の一つである「戦争と平和に関するモニュメントを調査や訪問する」に関して写真と訪問記を募集することをお知らせいたしました。

ご興味のある方は応募よろしくお願いします。詳しくは各教会の掲示板か推進本部ホームページをご覧ください。

家庭に関する霊的講話

前号でお知らせしましたとおり、ローマ教皇フランシスコは水曜日におこなわれている一般謁見演説で「家庭に関する霊的講話」をしています。

1月・2月のテーマは母親(1月7日)、父親(1月28日,2月4日)、子ども(2月11日)、兄弟姉妹(2月18日)でした。カトリック中央協議会ホームページに講話の日本語訳が掲載さていますので、ご覧ください。推進本部ホームページでは、一般謁見の映像も視聴することができます。

また、幟町教会で毎月一回おこなわれている使徒的勧告「家庭-愛ときずなのいのち」勉強会のもと資料(福田神父作成)もホームページで紹介していますので、ご参考にしてください。

主にささげる24時間

ローマ教皇フランシスコは3月13-14日を「主にささげる24時間」とするように呼びかけられました。教会によってはミサや聖体礼拝がおこなわれると思いますが、家庭、学校や職場などでも主にささげるようにお願いします。

主な教会暦(主日を除く)

03月06日 教区平和の日
10:00 平和祈願ミサ
(世界平和記念聖堂地下聖堂)
10:45 ピース・ウォーク

03月13-14日 主にささげる24時間

03月17日 日本の信徒発見の聖母

03月19日 聖ヨセフ

03月25日 神のお告げ

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掲載日2015年3月13日
更新日2015年8月29日
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