GAUDETE(推進本部だより)2014年10月号(本紙第4号)(2014年9月30日掲載)

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最終更新日:2015年3月4日

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広島教区、司教座空位

トマス・アクィナス前田司教が8月20日大阪大司教に任命され、9月23日に大阪大司教座へ着座されました。それと同時に広島司教区は司教不在の「司教座空位」となりました。

一日でも早い司教(教区長)を選出していただけるよう、教会の保護者である聖マリアに取り次ぎを願いましょう。

「家庭」の教会公文書

2014~2016年度の広島教区宣教司牧サブテーマは「家庭へのチャレンジ」です。第1号のGAUDETE(ガウデーテ)より「家庭」に関する教会公文書を紹介しています。日々の信仰生活や宣教司牧活動の参考としてください。

今号は、人間にとっての家庭の重要性を取り上げます。家庭は、「生命と愛のゆりかごで、人は生まれ成長するのです。子どもが生を受けるということは、新しい人という贈り物が社会に贈られるということです。」(社会教説綱要212)、「家庭において、人間は真理と善についての最初の概念形成を行い、愛することと愛されることの意味を学び」ます(同)。

家庭の重要性は愛を学ぶ最初の場になることです。

なぜ、愛を学ぶのでしょう。愛の意味を学ぶと神をも知ることになるからです。「愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです。」(ヨハネの手紙一4・7b)。

神を知ったわたしたち、特に「キリスト者の結婚と家庭は教会を築いています。人間は家庭の中で生命を与えられ、…(中略)… 洗礼による新しい生活と信仰教育によって教会という神の家族にも加えられるからです。」(使徒的勧告「家庭」15)。こうして、神と人との一致の神秘のしるしとして教会が形作られていきます。

平和年

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世界平和記念聖堂は8月6日に献堂60周年を祝いました。

「全ての国の人々の友愛と平和」のシンボルである聖堂を多くの小中学生、高校生(主にカトリックのミッションスクール)が平和巡礼、平和学習・研修のために訪れます。

先日、こんなすてきなうれしい便りが届きました。

「私は、6月に平和記念聖堂で言葉の祭儀をさせていただきました東京にあります星美学園小学校校長シスター森内直子でございます。」

星美学園小学校の6年生は、6月18日(水)に世界平和記念聖堂を訪問し、「言葉の祭儀」をしました。とてもよく準備されていて、清らかな歌声、特に平和のための共同祈願は印象的でした。

「この度は、土砂災害により広島では、たくさんの方々が被害にあわれたことを知りました。このニュースを聞いた子供達は、他人事とは思えず、何とかしてお力になりたいと思ったようです。特に教会に信者さんで亡くなられた方や安佐南区や安佐北区にあります老人ホームの方々とは、6年生は6月にお会いしたばかりですので、気持ちを伝えたいとのことでした。そこで6年生は、全校に献金を呼びかけ、朝、一週間、正門前で自主的に募金活動を行いました。その献金を近日中に広島教区の災害支援の方へ振り込ませていただきます。役立てていただければ幸いです。今後とも被害にあわれた方々のために全校でお祈りさせていいただきます。感謝と祈りを込めて。」

世界平和記念聖堂が、「平和の聖地」「祈りの家」であることを経験する「平和年」となりますように。

主な教会暦(主日を除く)

10月06日 教区平和の日

  • 10:00 平和祈願ミサ(世界平和記念聖堂地下聖堂)
  • 10:45 ピース・ウォーク(縮景園へ)

10月18日 聖ルカ福音記者(祝日)

10月25日 聖シモン 聖ユダ使徒(祝日)

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掲載日2014年9月30日
更新日2015年3月4日
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