世界平和記念聖堂の聖体拝領台
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キーワード(索引語): ガイドライン,世界平和記念聖堂,主の平和
最終更新日:2013年9月9日
世界平和記念聖堂の大祭壇の最下段に、内陣と外陣を仕切るかのような感じで、聖体拝領台があります。 ラテン語と日本語で献呈のことばが刻んであります。
UT・OMNES・UNUM・SINTBAYERN―HIROSHIMA・1956
すべての人々が一つにならんためにバワリア―広島一九五六
ことばは、ヨハネによる福音書17章21節のイエス・キリストの「すべての人を一つにしてください」(新共同訳)という「最後の晩さん」の席での、父なる神に向けられた祈りです。
戦争の悲惨さを経験したドイツの教会から、すべての人の和解と一致の実現のために生命を献げられたイエス・キリストの祈りに合わせて、ゆるぐことのない恒久平和を願って贈られたものです。
聖体拝領台には、左右に五本ずつ合計十本の灯のついたローソクのモザイクがあります。
このモザイクのローソクは、素朴で単純なデザインですが、とても愛らしく心を和ませてくれ不思議な魅力があります。
「あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。また、ともし火をともして升の下に置く者はいない。燭台の上に置く。そうすれば、家の中のものすべてを照らすのである。そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」(マタイによる福音書5章14節~16節)というイエスのことばを思い起こさせます。
どんなに小さなともし火であっても、「平和のともし火」をともし、すべての人々の一致のために働くようにと招かれています。
世界平和記念聖堂が建立された頃は、聖体拝領の方法が現在とは異なり、拝領台の前にひざまずいて、司祭からご聖体をいただいていました。
(註)通常、聖体拝領は、ミサの中で行われます。
(ミサの式次第、「カトリック教会のカテキズム」カトリック中央協議会、413頁)
(同上421頁)
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備考
- 2013年3月30日 旧ホームページより転載
- この聖堂案内は、「ヒロシマの鐘」に過去掲載された記事です
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文書(ページ)情報
掲載日 | 2013年3月30日 |
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更新日 | 2013年9月9日 |
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推進・区分 | 世界平和記念聖堂 |
タグ(索引語) | ガイドライン世界平和記念聖堂主の平和 |
編集者 | web管理者(竹内) |
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