世界平和記念聖堂の小聖堂(聖母祭壇)
カテゴリー(記事区分): 教区取組 / 推進本部取組 / 第1の柱:平和 / 世界平和記念聖堂
キーワード(索引語): ガイドライン,世界平和記念聖堂,主の平和
最終更新日:2015年2月6日
10月7日は、ロザリオの聖母の祝日です。(1)
昨年の10月から始まった「聖体の年」が今月で終ります。今回は、「聖体」が安置されている小聖堂(聖母祭壇)を紹介します。
世界平和記念聖堂の外陣の後方には、聖堂の右側に突き出ている小空間に、洗礼盤が据えられている洗礼室があり、左側の鐘塔の下部に位置する小空間には小聖堂があります。
小聖堂は、より親愛の情をこめて「聖母祭壇」と呼ばれています。金色と淡いブルーに彩られたモザイクの聖母像が、壁に掲げられているからです。像はどちらかといえば抽象的ですが、かえってイメージをふくらませてそれぞれの聖母を想い描くことができます。
献堂当時は中央祭壇に置かれていた「聖体」の安置所が、現在は「聖母祭壇」に移されています。「聖母祭壇」は「聖体」の礼拝堂(チャペル)でもあるのです。「聖体」が安置されている聖櫃の近くには、聖体ランプが常時点灯され、イエス・キリストが現存されていることを示しています。
「聖母祭壇」は、世界平和記念聖堂のもっとも聖なる祈りの空間です。
「聖体」の形態のうちに現存しておられるキリストに礼拝をささげ、感謝の表現であり愛のしるしである聖体訪問は、イエス・キリストに出会う優れた方法であり、大きな力と慰めと支えを受けることができます。(2)
「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」(マタイ11・28)と招かれる「聖体」のキリストに祈ります。
「聖母祭壇」で、「ご保護によりすがって御助けを求め、あなたの御取次ぎを願う者が、かつて誰ひとり棄てられた者のないことを思い出してください」(聖ベルナルド)とキリストの母マリアの取次ぎを願います。
(『毎日の読書』より)
(教皇ヨハネ・パウロ二世回勅「教会にいのちを与える聖体」カトリック中央協議会 36頁)
その他写真
備考
- 2013年3月30日 旧ホームページより転載
- この聖堂案内は、「ヒロシマの鐘」に過去掲載された記事です
このページにある写真・イラストの使用(他媒体含む転載・改変・配布・利用等)は下記の範囲のみ許可します
- 表示・・・著作権者名の表示をしてください
- 非営利・・・非営利の場合のみ使用できます
- 継承・・・改変等した場合は、付与するライセンスを「表示・非営利・継承」のみで継承しなければなりません
著作権者名はいずれかの表記をお願いします。「カトリック広島司教区」,「平和の使徒推進本部」又は「カトリック広島司教区平和の使徒推進本部」
なお、著作権名(「平和の使徒推進本部」等以外)が表示してあるものはそのまま継承してください。
文書(ページ)情報
掲載日 | 2013年3月30日 |
---|---|
更新日 | 2015年2月6日 |
閲覧回数 | 4,513 Views |
推進・区分 | 世界平和記念聖堂 |
タグ(索引語) | ガイドライン世界平和記念聖堂主の平和 |
編集者 | web管理者(竹内) |
次の記事 | 世界平和記念聖堂の司教座 |
前の記事 | 世界平和記念聖堂の聖体拝領台 |