「わたしの選ぶ断食」 GAUDETE 2017年03月号(本紙第33号)

カテゴリー(記事区分): 教区取組 / 部門 / 推進本部事務局

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最終更新日:2017年3月6日

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わたしの選ぶ断食

菜の花や 垣根にはさむ わらじ銭 (一茶)

菜の花の季節、お遍路さんや巡礼の人々が道を行き交います。

わらじ銭は、わらじを買う金、またその程度の、ほんのわずかの旅費です。

そっとわらじ銭を垣根にはさむ慈悲の思いやり。一茶の時代には、「利他」のこころがいきいきと息づいていたのでしょう。

3月1日は「灰の水曜日」です。四旬節が始まります。

「四旬節の悔い改めは、単に内的で個人的なものであるだけでなく、外的で社会的なものでなければならない。」(第二バチカン公会議「典礼憲章」110)

わたしたちの四旬節の祈りと行いが、「外的」で「社会的」でなければならないことをしっかりと心に刻み、四旬節が真実の恵みの季節になるように努めましょう。

ヒントは、イザヤ書にあります。

葦のように頭を垂れ、荒布を敷き、灰をまくこと
それを、お前は断食と呼び
主に喜ばれる日と呼ぶのか。

わたしの選ぶ断食とはこれではないか。
悪による束縛を断ち、軛の結び目をほどいて
虐げられた人を解放し、軛をことごとく折ること。
更に、飢えた人にあなたのパンを裂き与え
さまよう貧しい人を家に招き入れ
裸の人に会えば衣を着せかけ
同胞に助けを惜しまないこと。

(イザヤ書58・5-7)

Presentation of Pope’s Lenten Message for 2017 (ローマ教皇庁ローマ教皇四旬節メッセージについて)

教会へのチャレンジのヒント(ローマ教皇文書を読んでみよう)

教皇ベネディクト16世

「キリストと教会の関係の神秘」の一般謁見連続講話

教皇フランスコ

「教会の神秘」の一般謁見連続講話
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主な教会暦(主日を除く)

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掲載日2017年2月28日
更新日2017年3月6日
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編集者web管理者(竹内)
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