217 (教会の社会教説綱要,2015年02月04日掲載)

カテゴリー(記事区分): 教区取組 / 推進本部取組 / 第1の柱:平和

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最終更新日:2015年2月4日

公文書本文

214 (第五章 家庭──社会の生きた細胞  二 家庭の基盤である婚姻 a 婚姻の重要性 p.186-187)

婚姻にはいくつかの特徴があります。夫婦が人格、身体、精神のすべての要素を互いにささげ合う全面性、「一体」(創世記2・24)となるための結びつき、ただ一人の相手に互いをささげ合う不解消性と忠実、そしてそのささげ合いから自然に生じる実り豊かさという特徴です。婚姻についての神の英知あふれる計画は、心のかたくなさによる困難にもかかわらず、人間の理性が到達できる計画であり(マタイ19・8、マルコ10・5参照)、その計画に相反する実際の行動や具体的な状況からのみ評価できるものではありません。一夫多妻は、「結婚において全面的であるがゆえに唯一無二の排他的な愛で自己を与え合う男女の対等な人格の尊厳に反するから」、神の本来の計画を完全に否定するものです。

出典(転載)元

教会の社会教説綱要_web

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