「広島・長崎から」GAUDETE(推進本部だより)2015年01月号(本紙第7号)(2014年12月29日掲載)

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最終更新日:2015年8月29日

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広島・長崎から

「広島・長崎から、人類は何も学んでいない」と、昨年11月30日、フランシスコ教皇は、トルコ訪問からの帰路、機中の記者会見(Papa Francesco: i leader islamici condannino il terrorismo (2014-11-30)(ローマ教皇トルコ司牧訪問からの帰路機上での記者会見ダイジェスト))で語りました。

核心をついた厳しいメッセージです。

今年は、第二次世界大戦・太平洋戦争終結と広島・長崎の原子爆弾投下の悲劇を人類が体験してから70周年の年です。

教皇は、核兵器について「神は、無知な私たち人類に創造力を授けた。人類の文明は、有益に使える原子力にまで至った。しかし人類はそれを、人類を殺すために使った」と1945年の原爆投下を振り返りました。そして、今も尚、人類が核兵器を「抑止力」として製造・保持し続ける現状を「そんな文明は、新たな『無知』だ。『終末的』と呼ぶべきだ」と述べ、「もし終末的なことが起きれば、人類は再び一から始めなければならない。広島と長崎がそうしたように」強く警告を発しました。

「平和の巡礼者」と自らを意識し、1981年2月25日に広島平和記念公園と世界平和記念聖堂を訪問された教皇ヨハネ・パウロ二世は、「広島を考えることは、核戦争を拒否することです。広島を考えることは、平和に対して責任をとることです」と熱く語りかけられました。

被爆都市広島に「司教座聖堂・世界平和記念聖堂」を抱いている広島教区は、二人の教皇の呼びかけを新たに心に刻まなければなりません。

「平和の使徒」になることを、広島教区固有の召命としていることを思い起こし、今年の「平和年」が実り豊かな年になるように、日々祈り、働きましょう。

「朝日新聞」12月2日号参照

家庭へのチャレンジ

11月12月の家庭に関する教会公文書の紹介は、「結婚の秘跡」に関するカトリック教会のカテキズムを紹介してきました。

結婚の誓約は①夫婦の善益 ②子の出産 ③子の教育に向けられています(カテキズム1601)。

「聖書は神に似せて造られた男と女の創造で始まり(創世記1・26-27)、「小羊の婚宴」(黙示録19・9)の話で終わります。」(カテキズム1602)にあるよう神の計画によって結婚が制定されました。

わたしたち「個人の幸福と一般社会やキリスト教社会の幸福は婚姻と家庭と呼ばれる共同体が健全な状態に固く結ばれています」(カテキズム1603)といわれています。日本では低収入(年収200万円以下)の若者が増え続けています。低収入の若者の8割が親と同居しているとの報道もあります(カトリック新聞オンライン2014年12月18日付)。結婚もできない、子どもを持つこともできない社会になっているこの国、カテキズムが教える健全な状態でしょうか?

結婚はわたしたちに関係の無い事柄として独身や老年の多くの人が思われているかもしれませんが、神が制定した結婚の制度、神秘、意義や目的を考え、神の国の完成を望み、神に奉仕しているわたしたち一人ひとり(少年・青年・壮年・老年のすべての階層の人)の現代社会での働きが必要となっています。

最後に11月12月ローマ教皇の家庭についてのツィートを紹介します。

主な教会暦(主日を除く)

01月01日 神の母聖マリア(祭日)世界平和の日

01月04日 主の公現(祭日)

01月06日 教区平和の日

  • 10:00 平和祈願ミサ(世界平和記念聖堂地下聖堂)
  • 10:45 ピース・ウォーク

01月11日 主の洗礼(祝日)

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掲載日2014年12月29日
更新日2015年8月29日
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