GAUDETE(推進本部だより)2014年12月号(本紙第6号)(2014年12月07日掲載)

カテゴリー(記事区分): 教区取組 / 部門 / 推進本部事務局

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最終更新日:2015年3月4日

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[ 抑止力 ]

私もまた被爆者です

I, too, am a hibakusha

Hibakusya-they are the inspiration for all my peace efforts(被爆者-彼らは私の平和のためのすべての努力のインスピレーション・原動力です)

広島平和記念公園の南東側、平和大橋の近くにあるバーバラ・レイノルズ(1915~1990)さんの記念碑に刻まれたことばです。バーバラさんは、「ワールド・フレンドシップセンター」の創立者で、広島市特別名誉市民です。

来年、広島・長崎は被爆後70周年を迎えますが、この69年間、核戦争が起こらなかった最大の「抑止力」は被爆者の存在であったことは真実です。

しかし、もう一つの忘れてならない「抑止力」は「祈り」であったことも真実です。決して、核兵器の所有や軍備の増強であったわけではありません。

とにかく、人類は、《いつも》《どこかで》世界平和のために祈り続けてきました。「祈り」こそ、誰にでも、どこででも、実行できる強力な「抑止力」と確信します。

広島教区「平和年」(2014年8月6日~2015年8月6日)に、とりわけ、毎月「6日」の「平和の日」に、平和の源である神に、世界平和のための祈りをささげ、平和の使徒として働く力が与えられるように願いましょう。

教区と世界の主な取組

個人や家庭、小教区で今年の福音宣教の目標・課題・取組などをおこなってきたと思います。また、来年に向けて、目標・課題・取組を検討する時期になってきました。今年から来年にかけて、広島教区や世界の主な福音宣教に関する取組を紹介いたします。

一、教区「平和年」(Year of Peace)

広島教区では、2014年8月6日(世界平和記念聖堂・司教座聖堂献堂60周年)から2015年8月6日(被爆後70年)の1年間を「平和年」と定め、次の三つの取組を推進しています。

  1. 毎月6日を「平和の日」として平和を祈願する
  2. 聖書をはじめとする教会公文書を通して「平和」を学び、活動の源泉とする
  3. 教区管内にある「戦争と平和」に関する記念碑等モニュメントを調査や訪問等する

二、家庭へのチャレンジ(広島司教区宣教司牧年間テーマ)(Evangelization to family)

詳しくは教区報、ホームページを参照してください。

三、奉献生活の年

ローマ教皇フランシスコは、2014年11月30日から2016年2月2日(主の奉献)まで、特別年として「奉献生活の年(Year of Consecrated Life)」を定めました。

洗礼によって神に奉献することを知った私たち信者はより一層、神に奉献するように呼びかけられています。

詳しくは推進本部ホームページ特設ページを参照してください。

Link from Holy See.

主な教会暦(主日を除く)

12月03日 日本宣教の保護者聖フランシスコ・ザビエル司祭(祝日)

12月06日 教区平和の日

  • 10:00 平和祈願ミサ(世界平和記念聖堂地下聖堂)
  • 10:45 ピース・ウォーク

12月08日 無原罪の聖マリア(祭日)

12月25日 主の降誕(祭日)

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掲載日2014年12月7日
更新日2015年3月4日
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