GAUDETE(推進本部だより)2014年8月号(本紙第2号)(2014年7月29日掲載)

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最終更新日:2015年3月4日

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「家庭」の教会公文書

2014~2016年度の広島教区宣教司牧サブテーマは「家庭へのチャレンジ」です。前号のGAUDETE(ガウデーテ)より「家庭」に関する教会公文書を紹介しています。日々の信仰生活や宣教司牧活動の参考としてください。

さっそく公文書の紹介です。「公会議は、・・・結婚生活の本来の尊厳と崇高かつ聖なる価値を守り促進しようと努めるキリスト信者とすべての人を、照らし力づけたい」と望んでいます(現代世界憲章47後段)。現代の経済構造、社会構造、利己主義や快楽主義など、聖書が教えていることとは違った情報(偶像)により私たちが混乱する状況が生まれています。

結婚の尊厳と崇高かつ聖なる価値は、イエスによってもたらされました。「イエスは・・・実際の家庭に生まれ、生活されました。そして結婚という制度を新しい契約の秘跡とし、それに最高の尊厳を与えられました」(教会の社会教説綱要210後段)。

マタイ福音書には「それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。だから、もはや別々ではなく、一体である。従って、神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない」(19・5-6)。

「結婚によって結ばれた男女は、子供たちと一つの家族をつくる」ことは、公権が認める前から存在しており、家庭の基盤となるものです(カトリック教会のカテキズム2202)。

家族は社会生活における基本的構造であり第一の細胞です。家族には家族を構成する人々や社会共通善に対する様々な責任と権利、ならびに義務があります(カトリック教会のカテキズム2203)。

また、家族とは、幼いころから道徳的価値観を学ぶことができ、神を敬い、自由を善用し始める共同体です(カトリック教会のカテキズム2207)。前月号では「社会生活の第一の細胞」と表現しているところを「社会の生きた原細胞」と紹介しています。

家族(家庭)は自然な社会であり、一般社会における自由と安全と友愛との土台となっているものです。

8月5,6,9日 平和行事

平和行事ポスター2014

テーマ「『過ちは繰り返しませぬから』~被爆後70年に向かって~」

推進本部では、8月5日の平和祈願ミサ、8月6日の原爆・すべての戦争犠牲者追悼ミサをインターネット上で生中継する予定です。世界平和記念聖堂に重大な理由で来られない信者の皆様もミサの同時刻、心を合わせて平和を祈願しましょう。

平和の使徒推進本部で検索

教区「平和年」の開幕

heiwanen

広島教区は、「世界平和記念聖堂」献堂六十周年から「被爆後七十年」までの一年間を「平和年」(2014年8月6日~2015年8月6日)とします。
教区内の「平和の使徒」の皆様は

  1. 毎月6日を「平和の日」として平和を祈願する
  2. 聖書をはじめとする教会公文書を通して「平和」を学び、活動の源泉とする
  3. 教区管内にある「戦争と平和」に関する記念碑等モニュメントを調査や訪問等する

以上の宣教司牧活動を取りくみください。

主な教会暦(主日を除く)

8月06日 主の変容(祝日)、広島原爆の日、司教座聖堂献堂記念日、教区平和年開幕日

8月15日 聖母の被昇天(祭日)

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掲載日2014年7月29日
更新日2015年3月4日
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