司教メッセージ「馬年や召命促進初便り」(広島教区報95号)
カテゴリー(記事区分): 公文書 / 広島司教区文書 / 司教教書
キーワード(索引語): トマス・アクィナス前田万葉枢機卿(大阪大司教区大司教),司教メッセージ,祈り・福音の教え・信仰教育
最終更新日:2014年6月15日
クリスマスと新年のお慶びを申しあげます
馬(注)年や召命促進初便り
カトリック広島司教区長
前田 万葉 司教
クリスマスイブに、わたしたちは、司教館ホールで十字架を中心に集合しました。そして、十字架を先頭に聖堂前の大馬小屋まで行列し、馬小屋に神の御子を迎えました。その後、また十字架に並び従い、世界平和記念聖堂の祭壇へと向かい聖夜ミサを始めたのであります。
十字架に並び従う聖夜かな
馬小屋に御子を迎えてクリスマス
祭壇が飼い葉桶なり聖夜ミサ
やはり、飼い葉桶の幼子(飼い葉桶餌と成りしか神の御子)は、ミサ祭壇のご聖体に通じ、そしてキリストの十字架に通じているのであります。つまり、「父は御独り子をこの世に遣わし、その御独り子キリストは、神でありながら人間とまでなってくださり、死にいたるまで、しかも十字架の死にいたるまで、自分を無にして私たちを大切にしてくださった」(よりそう神)のです。
神共に居る喜び降誕祭
毎日がサンタクロースクリスマス
幟町の馬小屋ツリーや平和説く
わたしたちも、毎日が、人を仕合わせにするサンタクロースであり、神が共に居る喜びを分かち合うクリスマス共同体でなければならないのです。世界平和記念聖堂(幟町教会)境内の大馬小屋から平和が説かれ、広まっていってほしいものです。
馬(注)年や召命促進初便り
「今でしょ!」とは、二〇一三年の流行語大賞の一つです。「召命促進何時するの? 今でしょ!」と、呼びかけて、新年を始めたいと思います。
先ずは、「新年三月二十一日に猪口大記新司祭叙階式」という初便りを申しあげます。それに続いてロイ神学生の朗読奉仕者選任式、教区予備神学校入学者や新神学生の発表などなるべく早馬で朗報を届けたいと思います。そして、東京教区より出向中の大西勇史助祭の広島教区転籍と司祭叙階が早期実現しますようにとも祈りましょう。
また、乙女峠殉教者列聖申請巡礼実施、イエズス会や淳心会との契約更新と人事交流、教区創立百周年に向かっての十年間の目標とそれに向かっての短期目標なども早期発表いたします。
午年の“うま”を「飾り馬」字にしたのは、司教叙階三歳馬として、新年は特に馬力で勝負の年と願いを込めたつもりです。皆さんどうぞご理解とご協力をよろしくお願い申しあげます。
飾り馬三歳馬にも馬力あり
注記
馬の字は、左の画像のとおりです。
このメッセージは
カトリック広島教区報 第95号(2014年1月19日発行)に掲載されたものです。
文書(ページ)情報
掲載日 | 2014年1月19日 |
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更新日 | 2014年6月15日 |
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推進・区分 | 司教教書 |
タグ(索引語) | トマス・アクィナス前田万葉枢機卿(大阪大司教区大司教)司教メッセージ祈り・福音の教え・信仰教育 |
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