病者の塗油

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最終更新日:2013年6月27日

「あなたがたの中で病気の人は、教会の長老を招いて、主の名によってオリーブ油を塗り、祈ってもらいなさい。」

ヤコブの手紙5章14節

病者の塗油の秘跡(世界平和記念聖堂)

もう、「終油の秘跡」とは呼びません

かつて、「病者の塗油の秘跡」を「終油の秘跡」と呼んでいた時代がありました。この秘跡を、良い死を迎えるための、「臨終」のときに受ける秘跡だと誤解していたからです。しかし残念ながら(?)、この秘跡は「天国に直行するため」だけに受けるものではありません。

どのような人が受けますか?

「病者の塗油の秘跡」を受けることのできる「病人」とは、「病気あるいは老齢のために死の危険が心配される人のことである」(「病者の塗油の秘跡」規範36番)と言われます。ですから、(当分の間)死の危険がないような病人はこの秘跡を受けられません。

一方、身体が非常に衰えた「高齢者」は病人でありませんが、「死の危険」がありますからこの秘跡を受けることができます。

何ために受けますか?

秘跡はすべて、イエズス様と一緒に福音宣教するために受けます。病者の塗油の秘跡は、「神様の愛を信じられなくなりそうな」病気や老齢の苦しみの中であってさえ、イエズスさまと出会い、神様の愛と救いの恵を賛美し、信仰を公に宣言する福音宣教のときです。

自分の身体と精神の単なる癒しのために受けるものではありません。

家族や周りの人の心配り?

「病者の塗油の秘跡」は「受けておけば損はない」と言うようなものではありませんが、病人や高齢者の意識がはっきりしているうちに、この秘跡の積極的な意味を伝え、励まして、この秘跡を受けるように勧めることが大事です。

参考文献

『聖書 新共同訳』

(c)共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation

(c)日本聖書協会 Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988
※聖書の引用は『聖書 新共同訳』に修正しています。

出典

「平和の鐘」2006年9月号(カトリック幟町教会



 

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掲載日2013年3月16日
更新日2013年6月27日
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