神のお告げ (Annunciation of the Lord)

教会公文書

典礼歴年に関する一般原則および一般ローマ歴

神のお告げ(3月25日) 聖週間あるいは復活の8日間に重なるなら、復活節第2主日後の月曜日に移動する

祭日の由来

東方教会を起源とするこの祭日は、従来は聖母の祝日とされていたが、ローマ典礼暦の改正の際、キリストが処女マリアの胎内に宿ったという出来事を記念するため、主キリストの祝祭日として祝われるようになった。きょうは、神の御ひとり子の受肉と、それを知らせる天使の言葉を信仰をもって受け入れたマリアの承諾を思い起こす祭日である。

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  • カトリック中央協議会(中央協著承PB第2013-4号)(2013年5月13日付)

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聖書朗読箇所

第一朗読:イザヤ書 7・10-14;8・10c

第二朗読:ヘブライ人への手紙 10・4-10

福音朗読:ルカ福音書 1・26-38

イエスの誕生が予告される

六か月目に、天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。ダビデ家のヨセフという人のいいなずけであるおとめのところに遣わされたのである。そのおとめの名はマリアといった。天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」マリアはこの言葉に戸惑い、いったいこの挨拶は何のことかと考え込んだ。すると、天使は言った。「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵をいただいた。あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」マリアは天使に言った。「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。あなたの親類のエリザベトも、年をとっているが、男の子を身ごもっている。不妊の女と言われていたのに、もう六か月になっている。神にできないことは何一つない。」マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」そこで、天使は去って行った。

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掲載日2013年8月26日
更新日2020年3月24日
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編集者web管理者(竹内)