「心を合わせて祈る」GAUDETE 2020年05月号(本紙第55号)

カテゴリー(記事区分): 教区取組 / 部門 / 推進本部事務局

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最終更新日:2020年5月7日

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心を合わせて祈る

『いつくしみ深い父よ、すべての悪からわたしたちを救い、
現代に平和をお与えください。
あなたのあわれみに支えられ罪から解放されて、
すべての困難に打ち勝つことができますように。
わたしたちの希望救い主イエス・キリストが来られるのを
待ち望んでいます。』

この祈りは、ミサの主の祈りの後に司祭が唱える副文と言われる祈りです。

わたしは、ミサにあずかるたびに聞いていたはずなのに、自分が司祭になって、初めて司祭が毎回こんな祈りをしていたんだなと思ったことがあり、どうしてこの祈りの内容を理解していなかったのか不思議でした。私が上の空でミサにあずかっていたと言われればそれまでですが。子供のころからミサにあずかっても、聞くだけで、式文を読んだこと見たことのないままにしていたからかなと思って、思い出したことがあります。長い間、主の祈りの「日用の糧」を「日曜の家庭」と勘違いしていました。そして「日曜の家庭」とはどういうことかなと考えていたことがありました。中学生なる少し前に、祈祷文を見て自分の勘違いに気づきました。口伝いで教えてもらった祈りを、音だけを聞いて理解していたのです。

司祭の祈りに心を合わせてと言いますが、その祈りの内容を理解していないと難しいかなと思います。反省しきりですが、すべての困難に(コロナウイルスの困難にも)打ち勝つことができますように日々祈ります。

(平和の使徒推進本部長 野中泉 神父)

「励まし愛!企画」推進中

現在、推進本部では、ミサに参加できない兄弟姉妹の皆さんのために、励ましの言葉、自宅での祈り方や霊的な過し方の具体例(アイデア)を募集中です。いただいたアイデアは教区のホームページに随時掲載しております。時間を決めて同じ祈りを祈っている小教区、動画配信をしている小教区などがあります。ご参考になさっていただければ幸いです。

また、今まで山口島根地区で行われていた社会教説の講話も動画配信されています。広島、岡山鳥取地区の方にとっては逆に学びのチャンスです。ご活用ください。

これらに関しましては、教区のホームページ(http://hiroshima.catholic.jp/)「新着お知らせ」欄をご覧ください。

もちろん、インターネットだけが手段ではありません。小教区からのお知らせの郵送を始めたり、お互いに電話等で連絡し合ったり、様々な工夫があると思います。神父様がたが、今考えておられること、祈っておられることの分かち合いも、ひとつの励ましのメッセージになろうかと思います。さまざまなアイデアをお寄せください。

励まし愛!企画のアイデアはこちらまで
平和の使徒推進本部 FAX: 082-221-6019
e-mail: pcaph@hiroshima.catholic.jp

教区代表者会議に向けての展望③

2020教区代表者会議の基本的な考え方の枠組み(scheme)Ⅱ(その①)

前回は、2020教区代表者会議(以下、代表者会議)の基本的な計画の枠組みについて述べました。今回は、代表者会議の考え方の枠組みについて述べます。

1.三つ観点からの見直しを図ります

私たちは、これまでの広島教区のあゆみの振り返りから、教区宣教司牧活動の土台、また、その枠組みについて三つの見直しを図ります。

※参考:ロードマップ⇒2020教区代表者会議「ともに喜びをもって福音を伝える教会へ」特設ページ(http://cpap.hiroshima-diocese.net/?page_id=14295)に掲載

「平和」「きょうどう」「養成」を三つの柱としたことは2005教区代表者会議の大きな恵みでした。

以降、広島教区ではこの三つの柱を中心に意識して宣教活動を進めてきたといえます。

しかし、「柱」としたことで、三つの柱の間に隔たりを感じ、異なったものとして受け取ることに繫がったかもしれませんし、それに拘る(偏る)こともあったことも感じました。

今回の代表者会議では、それを「三つの精神」として捉え直し、「祈る」「伝える」「仕える」を普遍的な私たちの使命(教区宣教司牧の土台)として、「平和の使徒となろう」を教区固有の目標に、三つの精神(「平和」「きょうどう」「養成」)をもって向かっていくこととして意識したいと考えます。

2.教区代表者会議開催の目的

代表者会議開催の理由【①教区のあゆみを振り返る(2010年の教区代表者会議から現在まで)②「教区創立100周年(2023年)」の迎え方・祝い方を考える③「教区創立100周年(2023年)」後の教区の優先課題や目標を考える】については以前に示しましたが、代表者会議のメインテーマは「ともに喜びをもって福音を伝える教会へ」そのような教会になること、それを目指してともに歩む私たちになることです。

私たち教会はキリストの体であり、神との親密な交わりと全人類一致のしるしであり道具です。また、全ての人々の喜びや希望、悲しみや苦しみは、私たち教会の喜びや希望、悲しみや苦しみでもあり、まさに家庭や社会の事柄で、私たち教会の心に触れないものは何一つとしてありません。私たちは、キリストの教会と普遍的使命を、その信者と全世界に、より明らかに伝えなければなりません。(教会憲章第1章1(序文)、現代世界憲章序文1それぞれ参照)

代表者会議は、私たちの信仰、生活を見直す、豊かにする一つの指針となるものです。

次回は、代表者会議に向けて示す、私たちの三つの使命(「祈る」「伝える」「仕える」)とその捉え方について述べます。 <次号に続く>

(文責:2020教区代表者会議準備事務局 小松敬)

典礼祭儀をライブ中継中!

平和の使徒推進本部では、幟町教会の協力をもと、主日ミサ、金曜日のロザリオの祈りを中心にYouTubeチャンネルにおいてライブ映像を配信しています。

信者の皆様の霊的な参加をお待ちしております。

  • 主日ミサ    毎日曜日09:25頃~
  • ロザリオの祈り 毎金曜日18:55頃~

ミサが一般公開されるまで継続する予定です。

各小教区が広報する場合、下記の「平和の使徒推進本部」公式YouTubeチャンネルのQRコードを合わせて掲載していただけると幸いです。ダウンロードして利用ください。

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掲載日2020年5月7日
更新日2020年5月7日
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