「平和について話せるでしょうか?」GAUDETE 2019年12月号(本紙第52号)
カテゴリー(記事区分): 教区取組 / 部門 / 推進本部事務局
キーワード(索引語): GAUDETE(推進本部だより),情報の共有化,祈り・福音の教え・信仰教育
最終更新日:2019年12月21日
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平和について話せるでしょうか?
今回のフランシスコ教皇の来日に際して、広島の平和公園での平和の集いと東京ドームでのミサに参加することができました。教皇フランシスコの言動に多くの人が感銘を受け、勇気づけられたようです。
広島の平和公園でのアピールで、「戦争のための最新鋭で強力な兵器を製造しながら、平和について話すことなどどうしてできるでしょうか。差別と憎悪のスピーチで、あの誰もが知る偽りの行為を正当化しておきながら、どうして平和について話せるでしょうか。… 実際より正義にかなう安全な社会を築きたいと真に望むならば、武器を手放さなければなりません。… 紛争の正当な解決策として、核戦争の脅威による威嚇をちらつかせながら、どうして平和を提案できるでしょうか。この底知れぬ苦しみが、決して超えてはならない一線を自覚させてくれますように。真の平和とは非武装の平和以外にありません。」と言われました。
私たちはこれらのことばを受けて、どのような取り組みができるか考えていかなければなりません。教会として、個人としてできることを考えていきましょう。
(平和の使徒推進本部長 野中泉神父)
韓国人被爆者の広島巡礼
長崎の教皇ミサに参加された韓国人被爆者の方々が、11月26日に広島を訪問されました。平和公園、資料館を見学した後、世界平和記念聖堂で広島教区の被爆者、信徒とともに平和を祈るミサをおささげしました。参加された方から写真と感想をいただいたので、掲載いたします。教皇が広島でおっしゃった「思い出し、共に歩み、守ること」を早速実践できたと思います。
『この行事のために苦労された皆さんにあらためて感謝を申し上げます。共に韓国人原爆被害者も差別なくミサに招待してくださった教皇様と司教様、韓国語ミサを一緒にしてくださったパク神父様の配慮にも感謝の気持ちを伝えます。特に記憶に残る方がいるとすれば、韓国人犠牲者慰霊碑で、日本の過ちの代わりに毎日丁寧に掃除される日本の方ですが、ふと聖書の中の善きサマリア人のことを思いました。韓国人も日本人も一緒に原爆の被害者として、共同で平和を一緒に守ることができますようにと祈ります!』
(釜山教区 チェ・ローサさん)
教区代表者会議に向けてアンケート実施中
2020年11月23日開催予定の教区代表者会議に向けて小教区や修道会対象のアンケートを実施しています。締切は2019年12月29日で各地区センターへ提出して下さい。
アンケート用紙が必要な小教区等は地区センターへ問い合わせ下さい。
教皇フランシスコへ霊的な花束の目録を渡しました!
教皇フランシスコの来日来広に合わせて、広島教区で呼びかけていた霊的花束ですが、2019年11月24日教皇様が広島を離れるための飛行機搭乗前に、実物をお目にかけて、目録を平和の使徒推進本部事務局員が、直接手渡ししました。
教皇様も実物をご覧になったとき、にこやかに「きれいだ!」とおっしゃっていました。
霊的花束に参加して頂いた皆様、ありがとうございました。また、革細工の作業をして下さった信者の方々もありがとうございました。
ロザリオの祈り 87,432環
ミサへの参加 14,063回
聖体訪問 11,114回
小さな犠牲 8,636回
愛の業 7,771回
ローマ教皇フランシスコの日本司牧訪問の概要
下記のページで、司牧訪問時の映像が閲覧できます。
2019年08月24日 広島映画サークル協議会学習会-「ローマ法王」フランシスコってどんな人?【教皇来日来広(11月23日~26日)特設ページ】
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文書(ページ)情報
掲載日 | 2019年12月21日 |
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更新日 | 2019年12月21日 |
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推進・区分 | 推進本部事務局 |
タグ(索引語) | GAUDETE(推進本部だより)情報の共有化祈り・福音の教え・信仰教育 |
編集者 | web管理者(竹内) |
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