7月6日 M.バラ神父(祇園カトリック教会,2014年7月8日確認)

カテゴリー(記事区分): 教区取組 / 推進本部取組 / 第1の柱:平和

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最終更新日:2014年7月8日

祇園カトリック教会ホームページ(ブログ)「7月6日 M.バラ神父」が更新されました。

説教本文

聖書の各書は、第一義的にはそれらが書かれた時代の人々に向けて語られたものである。しかし同時に現代を生きる私たちに向けて、神が語りかけられる言葉でもある。

第一朗読、「ゼカリヤの預言」で、神はゼカリヤを通して「娘シオンよ、大いに踊れ。娘エルサレムよ、歓呼の声をあげよ」と語りかけられる。これはバビロン捕囚が終わり、エルサレムに帰還できるという希望のメッセージである。希望が喜びをもたらす。この希望のメッセージは、紀元前6世紀当時のユダヤ人たちだけに向けられたものではない。

第二朗読、「ローマ教会への手紙」の中で、パウロは「キリストを死者の中から復活させた方は、あなたがたの内に宿っているその霊によって、あなたの死ぬはずの体をも生かしてくださるでしょう」と語る。人は皆死なねばならない。しかし信イエスは信じる者に永遠の命を約束して下さる。イエスは決して嘘はつかれない。永遠の命を信じているから、我々には希望がある。

よく祈り、よく聖書を読み、神のことをより深く知り、愛するなら、希望と喜びに満ちた日々を送ることができる。しかし人は失敗し、過ちを犯す。孤独に苛まれ、希望を見失う時もある。しかし人は決して一人ではない。いつもイエスが共にいて下さる。イエスに心を開き、慰めていただき、希望を取り戻そう。

この説教本文は

平和の使徒推進本部が祇園カトリック教会主任司祭から転載の許諾をもらっています。

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