カトリック広島教区報寄稿文(2007年8月5日第69号)

カテゴリー(記事区分): 教区取組 / 推進本部取組 / 本部推進事項

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最終更新日:2013年3月22日

平和の使徒になっていますか?

「平和の使徒となろう」・・・宣教司牧に関する司教宣言が出されて、1年余り経過しました。広島教区の皆さん「平和の使徒となっていますか?」

この問い掛けを改めて広島教区の私たち自身に問い掛けてみたいと思います。この1年で国内外の社会情勢は「主の平和」から離れていっているように感じます。そんな世相の中、私たち広島教区民は「キリストの平和を(実践し)伝えるために遣わされている」と司教宣言は言っています。すなわち、私たちは「平和の使徒」なのです。

そう私たちは、キリストの平和(福音)を実現するために、社会の中で福音を実践し述べ伝える役割を持っています。

そのことを端的にあらわしているのが、ミサの最後に「行きましょう、主の平和のうちに!」と派遣のことばがあります。これはミサが終わりました聖堂から出ましょうという意味ではありません。

このことばは、「社会の中で・生活の場で・職場で・家庭などそれぞれの場所で、ミサで聴いた福音を実践し他の人にも述べ伝えよ」ということです。

前述しましたが、私たちカトリック信者は、洗礼を受けたときに主イエスによる救いを受け、そして主の平和を知らない人々にキリスト(メシア)の福音を実践し述べ伝える恵みを頂きました。

平和の使徒推進本部(以下、「推進本部」)は、「私たち信者がキリストの平和を実践し伝える」お手伝いをする部署です。「キリストの平和を実践し伝えるため」つまり、司教宣言を実践していくためのガイドラインが発表されており、項目ごとに実践提案や他で実践されていることを広く広報(推進)することを担う部署です。互いに実践の交流をし、励まし合いながらサポートするのが推進本部の役目です。

推進本部には、平和・きょうどう・養成の各推進チームがあります。それぞれの最近の取り組みを紹介します。「平和推進チーム」は、9月の「正義と平和」全国集会を重要な推進項目として取り組んでいます。「きょうどう推進チーム」は、推進チーム体制が確立し、また各小教区を対象としたアンケート結果をまとめています。「養成推進チーム」は、み言葉の奉仕職の養成を重点項目として、養成プログラムを企画推進しています。

さて、これら「平和の使徒」を推進するために、推進本部ではホームページ(URL:http://cpap.hiroshima-diocese.net/)を利用しています。速報性においては、紙による情報伝達よりはるかに早く有効的です。パソコンが無くてもスマートホン専用ホームページ(同url)も開設しています。

「平和の使徒」として推進本部のホームページを有効利用していただきたいと思います。

最後に、あくまでも「平和の使徒」は一人ひとりの信者です。そして「平和の使徒」の私たちは「キリストの平和を伝える」ことが必要なのです。

備考

  • 2007年08月20日 初掲載
  • 2013年03月22日 旧ホームページより転載、原文より「パソコンサイトURLを変更」及び「携帯電話専用からスマートホン専用に変更」


 

文書(ページ)情報

掲載日2013年3月22日
更新日2013年3月22日
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