広島教区テーマ・・・創立100周年に向けて・・・
カテゴリー(記事区分): 教区取組 / 広島教区年間テーマ関係
キーワード(索引語): トマス・アクィナス前田万葉枢機卿(大阪大司教区大司教),教区サブテーマ,注目記事,祈り・福音の教え・信仰教育
最終更新日:2017年9月20日
チャレンジ 新しい福音宣教 ~わたしをお使いください~
― 卒寿から百寿までにと風光る ―
わたしたち広島教区は、昨年(2013年)、90周年を祝い、100周年に向かって、具体的な目標をたてました。平和をベースに、召命促進・青少年育成(教区予備神学校設立、教区共通教理書作成)、列福列聖(信仰高揚)です。そして、これらを実現するための10年間標語として、このたび、「チャレンジ 新しい福音宣教 ~わたしをお使いください~」を決めました。
チャレンジ!福音宣教復活祭
また、この十年を、次のような期間と標語でつなぎます。
- 2014年~16年 家庭へのチャレンジ
- 2017年~19年 教会へのチャレンジ
- 2020年~22年 社会へのチャレンジ
- 2023年 わたしの召命とあかし
さて、新しい福音宣教とは、「カトリック信者でない人々への本来的宣教はもちろんのこと、新しく、カトリック信者への再宣教や社会の福音化を強化し、しかも、新しい熱意と、方法、表現で宣教すること」だといえます。これは、特に教皇ヨハネ・パウロ二世から、ベネディクト16世、現教皇のフランシスコへと受け継がれてきた呼び方であり、方針であります。
「新しく強化すること」と、「新しい熱意、方法、表現」を、明治初期の殉教者たち、特に乙女峠の殉教者たちから学んでみましょう。
- 新しく=殉教者たちは、信仰を密かに守り伝えていくことで一生懸命でしたが、新しい時代に新 しく信じ生きようと、信仰を公表しました。わたしたちも今の時代に、それぞれの場で、 隠すことなく勇気をもって信仰表明いたしましょう
- 新しい熱意=「殉教者たちの熱い心を今」の時代に、それぞれの場で、新たに発揮いたしましょ う
- 新しい方法=殉教者たちは、改心しない(キリストを捨てない)方法を取りました。わたしたち も、どのような場でも新しい方法(キリストを捨てないばかりか、積極的な方法)で宣教 者となれるようにいたしましょう。それぞれに合った賢明な方法を考えることが肝要です
- 新しい表現=殉教者たちは、殉教という表現であかししました。わたしたちは、現代的なキリス トに従う者の生き様をもって表現いたしましょう。それぞれ置かれた場所、環境で、司祭 は司祭として、修道者は修道者として、信徒は信徒として。また、現代人に分かりやすい 言葉(表現)を使うことも大切に致しましょう
- 具体的に=たとえば、教区共通教理書だって、モリちゃんに初聖体を、裕次郎君に堅信を、安太 郎さんに結婚を学んで作成できると思います。
家庭へとチャレンジの春あかしかな
まず、最初の3年を、家庭へとチャレンジしてみましょう。それぞれの置かれた家庭は違うでしょう。新しく、そして新しい熱意で、どのような方法、表現をもってあかししていくのか、自分の召命と思って、チヤレンジしてみましょう。
カトリック広島司教区 前田万葉司教
The Theme in the Diocese of Hiroshima / How should we work on the theme?
“As a challenge to my home, I will do ____________.”
The theme ‘Let’s be an Apostle of Peace. CHALLENGE: A New Evangelization ~Please Use Me~’ has been presented to us for the coming 100th foundation anniversary of the Diocese of Hiroshima.
More specifically the ten years’ theme is given as follows:
For the years 2014—2016 ‘A Challenge to the family’ (Evangelization to family)
For the years 2017—2019 ‘A Challenge to the Church’ (Service to God, Service to church)
For the years 2020—2022 ‘A Challenge to the Society’ (Evangelization to society)
For the last year 2023 ‘My Vocation and Testimony’
This year 2014 is the year to make a start of the first theme, ‘A Challenge to the family’.
How should we work on the theme, and go forward ?
As Bishop Maeda intends, the Diocese of Hiroshima has suggested us the following schedule in order to work on the theme effectively:
- Year 1: Find and Set a Goal
- Years 2 & 3: Make a Challenge to that Goal
As still more specific keywords, ‘As a challenge to my family, I will do _______.’ is given to us. Each of us is required to find our own goal and go forward towards it.
Let’s share our opinions and ideas at the parish.
Home has various types; home of young couple raising their children, home of only elderly people living together, or home of the person living alone. We can say every type is family. On the keywords mentioned above, please talk and share your ideas with the people around you. At the parish, at your group, at the home rally etc. we want you to talk frankly and generously.
The Diocese of Hiroshima (Center for Promoting “Apostles of Peace”) uploads parts of the Church Archives on its official homepage (in Japanese). If you are interested in them, please make an access to it.
Various kinds of Church Archives regarding ‘Home’ will be delivered.
Those who cannot access to the homepage will be guided accordingly by ‘the news’ from the Center for Promoting “Apostles of Peace”. The title of the document is ‘GAUDETE’, which means the Latin word ‘Be joyful’. You can download it from the homepage. At each parish the printed ‘news’ will also be delivered.
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推進本部
新しい福音(リンク先:カトリック中央協議会)
第13回シノドス(世界代表司教会議)通常総会
- 世界代表司教会議(シノドス)第13回通常総会提題解説 PDFファイル(627KB)
- 第13回通常シノドス『提題解説』に対する日本カトリック司教協議会の公式回答(2011.10.07)
- 世界代表司教会議(シノドス)第13回通常総会開催概要(2012.10.05)
- 世界代表司教会議(シノドス)第13回通常総会 最終メッセージ(2012.10.26)
- 世界代表司教会議(シノドス)第13回通常総会 最終メッセージ(要約)(2012.10.26)
- 世界代表司教会議(シノドス)第13回通常総会 提言(2012.10.27)
- 世界代表司教会議 第13回通常総会 報告(PDFファイル:2.5MB)
教皇ベネディクト16世
- 教皇ベネディクト十六世の世界代表司教会議第13回通常総会開会ミサ説教
- 教皇ベネディクト十六世の世界代表司教会議第13回通常総会閉会ミサ説教
- 教皇ベネディクト十六世の2012年10月28日の「お告げの祈り」のことば「シノドス第13回通常総会を終えて」
2014-2016年テーマ「家庭へのチャレンジ」
日本カトリック司教団(リンク先:カトリック中央協議会)
- ともに喜びをもって生きよう(1988年発行)
- 家庭と宣教(1994年発行)
教皇ヨハネ・パウロ2世
- 1994年「世界平和の日」教皇メッセージ「家庭こそが人類家族の平和を創る」(カトリック中央協議会)
- 1996年「世界平和の日」教皇メッセージ「子どもたちに平和な未来を贈りましょう」(カトリック中央協議会)
教皇ベネディクト16世
教皇フランシスコ
ローマ教皇庁(リンク先:カトリック中央協議会)
- 高齢者の尊厳と使命(1999年発行)
第3回臨時世界代表司教会議
- 世界代表司教会議(シノドス)第3回臨時総会 準備文書(2013)
- 世界代表司教会議(シノドス)第3回臨時総会 準備文書への日本司教団回答(2014.1.15)
- 世界代表司教会議(シノドス)第3回臨時総会 準備文書への日本司教団回答(英文)(2014.1.15)
- Press conference on the Instrumentum Laboris of the Synod on the Family (2014-06-26)(「家庭」のテーマのシノドス準備について記者会見)・・・作業文書の公表
バチカン放送局
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文書(ページ)情報
掲載日 | 2014年4月1日 |
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更新日 | 2017年9月20日 |
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推進・区分 | 広島教区年間テーマ関係 |
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編集者 | web管理者(竹内) |
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