第1の柱:平 和「主の平和の働き手となろう」

カテゴリー(記事区分): 公文書 / 広島司教区文書 / ガイドライン / 平和の使徒となろう

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最終更新日:2013年3月16日

1(教区レベルの提案)

教区本部に在住外国人との共生を支援するための窓口デスクを置き、司祭、修道者、信徒などの協力者を配置する。

【詳細事項】

  1. 在住外国人共生支援の充実。教区本部に在住外国人担当の窓口デスクを置く。
    教区の窓口デスクとの情報交換のため、地区や各教会にも窓口を置く。
  2. 神学生の養成の過程で国外生活の体験をしてもらう。
  3. 在住外国人の母国語でのミサと宣教司牧のために、司祭・シスターの派遣を要請する。
    在住外国人のために自由に動き、ミサをささげることの出来る司祭を各県に配置する。

2(教区レベルの提案)

「平和の使徒推進室」を「平和推進チーム」として充実させ、憲法第9条等についての平和活動を集約する。

【詳細事項】

  1. 福音の精神(キリストの愛)にのっとり、広島教区としてこれまで以上に核兵器廃絶を世界に訴えていくとともに、憲法第9条を広島教区の宝として各教会で学習を深めていく。
  2. 「平和推進チーム」を中心に、今ある広島教区の平和活動組織を整理し、集約していく。
  3. 姉妹教区(インファンタ・釜山・広島)の交流を促進し、アジアの教会との「和解とゆるし」のしるしとする。

3(各教会・各地区・教区レベルの提案)

「主の平和」の実現のために身近なこと、例えば奉仕活動、ボランティア等、具体的な実践例を挙げて取り組む。

【詳細事項】

  1. ヨハネ・パウロ二世の「平和アピール」、第二バチカン公会議「現代世界憲章」など、社会教説を学習する。
  2. 「世界平和記念聖堂」を、平和学習の場として活用する。
  3. ミサ以外にも家庭や社会の中で、毎日1分でも手を合わせて祈る。
  4. 宣教の自覚を持ち、祈りと勉強と行動のために、ミサ後に分かち合いの場を作る。またその場を、一人ひとりの居場所や、福音の教えのヒントを得る場とする。
  5. 平和の恵みがあふれるミサの中で、握手による平和の挨拶を大切にする。そしてミサが、キリストと私たちとの命の交わりであるとの自覚を持つようにする。
  6. 在住外国人の子どもたちの信仰教育のために、資料や教材を増やして設置する。
  7. 教区報、各教会報、会議録などについて、在住外国人に対してその母国語で案内する方法を検討し、実施可能な方法から行う。教会の動きの共通理解と共通認識のために、教区、各地区、各教会レベルで実施する。
  8. 若者たちが平和の問題に関心を持つことができるように、子どもたちの信仰教育の中に平和のテーマの内容を入れていく。(特に、地元広島の平和学習の充実という視点を忘れない。)

備考

  • 2013年3月13日 旧ホームページより転載


 

文書(ページ)情報

掲載日2013年3月13日
更新日2013年3月16日
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推進・区分平和の使徒となろう
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編集者web管理者(竹内)
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