「特別展 生と死の間で ホロコーストとユダヤ人の救済の物語」開催のご案内(2021年01月19日~03月30日)

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最終更新日:2021年1月20日

案内文

ENRS(European Network Remembrance and Solidarity-記憶と連帯の欧州ネットワーク)、ピース大阪など他団体の共催のもと、2021年1月19日から3月30日まで、標記の特別展がピースおおさか(共益財団法人大阪国際平和センター)にて開催されます。

ホロコーストの「生存者」とユダヤ人に手を差し伸べた「救済者」の証言をもとに、彼らが直面した歴史的背景を踏まえながら、ヨーロッパ12か国で実際にあった物語を紹介する特別展です。展示の中には、当時の外交官、杉原千畝氏や、ハンガリーのアンジェロ・ロッタ教皇大使によって救われた人々の証言も含まれています。

歴史に残る悲劇的な事実から目をそらすことなく、戦争の悲惨さと平和の尊さを学ぶ貴重な機会として教皇庁もこの企画を支持しています。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、直接訪問することは難しいかもしれませんが、動画や資料等がサイトで紹介されています。ご覧ください。

主催者プレスリリース(転載)

「生と死の間でホロコーストとユダヤ人救済の物語」巡回展および短編映像「正義の外交」の上映 - 2021年1月19日〜3月30日、大阪

巡回展「生と死の間で —ホロコーストとユダヤ人救済の物語—」では、第二次世界大戦中にユダヤ人へ手を差し伸べた人々の計り知れない努力と勇気の実話を紹介します。ユダヤ人の命が脅威にさらされていた時代に、杉原千畝をはじめとした救いの手を差し伸べた人々と、救われたユダヤ人たちについての展示が、短編映像「正義の外交」とともに、2021年1月19日から3月30日まで、大阪国際平和センターにて実施されます。

この巡回展は、単に歴史的な物語を紹介するだけではなく、厳しい時代の中での勇気と誠実さが、いかに未来を導く光となるかということに重点を置いているため、「生と死の間で」の展示以外にも、様々な資料を用意しました。会場内では、ユダヤ人を安全な場所へ逃がすために尽力した、杉原をはじめとした外交官たちについての短編映像「正義の外交」も上映します。https://www.youtube.com/watch?v=vI63YobEwoo にて視聴可能です。

さらに、正義の外交に関する学校向けの特別教材も制作しました。教材には、巡回展でも展示している外交官たちの略歴のほか、写真、地図、公文書といった視覚教材が含まれています。ユダヤ人救済に携わる外交官たちの動機や姿勢について考えてもらえるよう、各教材の最後には、質問や問題が書かれています。また、ベルンやブダペストのような、外交官たちの国際的な救済ネットワークがどのようにつくられたのかや、そのメンバーにはどのような役割があったかについて述べられているほか、外交官たちが利用した、法的また官僚的な手続き上の抜け道についても紹介しています。

教材はすべて英語で、https://hi-storylessons.eu/sources/ にて閲覧可能です。

「生と死の間で」の展示は、記憶と連帯の欧州ネットワーク、ワルシャワのポーランド・ユダヤ人歴史博物館、ベルリンのサイレント・ヒーローズ・メモリアル・センターが主体となり、企画・制作されました。2018(平成30)年1月にブリュッセルの欧州委員会本部で初公開されて以降、アムステルダム(オランダ)、ブラチスラヴァ(スロバキア)、ヴィリニュス(リトアニア)、ヴロツワフ(ポーランド)、ブダペスト(ハンガリー)など、ヨーロッパ各地の都市を巡回しました。そして、ポーランド広報文化センターと大阪国際平和センターの協力を得て、遂に日本での開催が実現しました。

日本での開催は、ポーランド共和国文化・国家遺産省の「Inspiring Culture」プログラムの一環として共同で実施されます。

第二次世界大戦中、ナチス政権はドイツおよびドイツ占領下の国々で、数百万人のユダヤ人を殺害し、非ユダヤ人たちは隣人や仲間に対する残虐行為を目撃していました。ユダヤ人を何らかの方法で匿ったり助けたりすることは処罰の対象となり、国によっては暴行や投獄、また多くの場合死刑判決につながりました。そのため、傍観するだけの人や、ユダヤ人の絶望的な状況を逆に利用する人も大勢いましたが、一方で、私心を捨てて救いの手を差し伸べる人々もいました。工場労働者や医師、裁縫師、貴族、農民、芸術家など、様々な立場の人が、ありとあらゆる方法で、時には自らの命を危険に晒しながら、苦境にあるユダヤ人を助けたのです。

「生と死の間で」展は、幅広い歴史的背景の中に埋もれている個人の実体験を追い、救済者と救われたユダヤ人、両者の物語を紹介しています。展示の中では、何千人もの命を救うために重要な役割を果たした外交官たちについても触れています。外交官たちは、個人での活動、あるいは極秘の国際ネットワークを通じて、占領軍のみならず、時には自国の政府にも立ち向かい、危機にさらされたユダヤ人たちのために、第三国へと逃れる道を開きました。その中の一人が、リトアニア、カウナスの日本領事代理、杉原千畝でした。杉原は、日本がナチス・ドイツの同盟国であったにもかかわらず、1940年9月に日本領事館が閉鎖されるまでの6週間、何千人ものユダヤ人に日本の通過ビザを発給しました。正確な数は不明ですが、6,000人にのぼるユダヤ人を救ったとされています。1968年、杉原に命を救われた一人によって、彼の活動が公となり、1984年にエルサレムの国際ホロコースト記念館、ヤド・ヴァシェムから「諸国民の中の正義の人」として認定されました。杉原はこの名誉ある称号を保持する唯一の日本人であり、称号を授与された40人あまりの外交官の一人です。

展示は日本語。英語、ドイツ語、日本語によるカタログは「記憶と連帯の欧州ネットワーク」のウェブサイトにて入手可能。
www.enrs.eu/between-life-and-death

動画は「記憶と連帯の欧州ネットワーク」のYouTube チャンネルにて視聴可能
https://bit.ly/BetweenLIfeAndDeath

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掲載日2021年1月19日
更新日2021年1月20日
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