2018年01月27-28日 「叫びたし寒満月の割れるほど」講演と西武雄遺品展

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最終更新日:2018年1月28日


「「叫びたし寒満月の割れるほど」講演と西武雄遺品展」が開催されます。

「福岡事件と再審運動」  生命山シュバイツァー寺代表 古川龍樹師

1947 年5 月20 日、占領下の福岡市で中国人と日本人の二人が、軍服のヤミ取引の最中に殺され、現金が持ち去られました。警察は「計画的な強盗殺人事件」と断定して捜査し、西武雄さん(32)を主犯、石井健治郎さん(30)を実行犯、他五名を共犯者として逮捕します。西さんは、取引の手付金として現金は持ち帰ったが、石井さんとは初対面、殺人現場も知らないと事件との関係を全面否認。石井さんは、誤って二人を射殺してしまったが、「強盗」目的でないと主張しました。しかし殺された中国人が戦勝国華僑の重鎮で占領軍の圧力がかかります。取り調べてでは、拷問などにより自白が捏造され、さらに糾問主義的な裁判で誤った審理がなされました。結局、1956 年「強盗殺人罪」で西さんと石井さんの死刑が確定します。「軍服のヤミ取引」と「誤殺事件」を捜査当局が強引に結びつけ、「計画的強盗殺人事件」として無実の人間に死刑の判決を下したのです。

死刑執行が迫る中、教誨師の古川泰龍(拙寺開山)は、二人の無実を信じ、1961 年、助命再審運動を開始、全国各地を托鉢行脚、街頭署名活動を展開していきます。しかし、数度の再審請求は総て棄却、そんな中、1968 年、彼らを救うべく「再審特例法」案が国会に上程、「福岡事件」「免田事件」など、占領下で死刑判決を受けた事件に限り、執行の一時停止ともう一度裁判を受ける機会を得やすくさせようとする画期的な法案でした。

法案は廃案になりますが、政府は再審対象者に「恩赦」での救済を言明、しかし1975 年6 月17 日石井さんが恩赦で無期懲役に減刑された同日、西さんだけが突然処刑されてしまいました。同じ事件の死刑囚で、一人は無期に減刑、一人は処刑と、二人の明暗を分けたのは何だったのか、真実は未だ闇に葬られたままなのです。

1989 年石井さんは仮釈放され、2005 年5 月には、弁護団の協力で西さん執行後初の再審請求を福岡高裁に行いました。

しかし2009 年事件関係者がすべて亡くなり、再審請求は終了となりました。それでも私たちはあきらめません。事件70年を迎えた2017 年、再審を目指しさらに活動を継続していきます。

行事概要

  • 日時:2018年01月27日13:00~1月28日17:00頃(展示)
  • 日時:2018年01月28日10:30頃~12:00頃(講演会)
  • 場所:カトリック幟町教会・広島カトリック会館多目的ホール

(行事概要のみ情報提供)

情報元

当日の様子

備考

この記事は

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掲載日2018年1月27日
更新日2018年1月28日
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