年間第2主日
主日A年
第一朗読:イザヤ書 49・3,5-6
第二朗読:コリントの信徒への手紙一 1・1-3
福音朗読:ヨハネ福音書 1・29-34
29-34 神の小羊
その翌日、ヨハネは、自分の方へイエスが来られるのを見て言った。「見よ。世の罪を取り除く神の小羊だ。『わたしの後から一人の人が来られる。その方はわたしにまさる。わたしよりも先におられたからである』とわたしが言ったのは、この方のことである。わたしはこの方を知らなかった。しかし、この方がイスラエルに現れるために、わたしは、水で洗礼を授けに来た。」そしてヨハネは証しした。「わたしは、”霊”が鳩のように天から降って、この方の上にとどまるのを見た。わたしはこの方を知らなかった。しかし、水で洗礼を授けるためにわたしをお遣わしになった方が、『”霊”が降って、ある人にとどまるのを見たら、その人が、聖霊によって洗礼を授ける人である』とわたしに言われた。わたしはそれを見た。だから、この方こそ神の子であると証ししたのである。」
※主日の福音朗読箇所に指定されている章節を含む、見出しで括られた箇所を掲載している。
主日B年
第一朗読:サムエル記上 3・3b-10,19
第二朗読:コリントの信徒への手紙一 6・13c-15a,17-20
福音朗読:ヨハネ福音書 1・35-42
35-42 最初の弟子たち
その翌日、また、ヨハネは二人の弟子と一緒にいた。そして、歩いておられるイエスを見つめて、「見よ、神の小羊だ」と言った。二人の弟子はそれを聞いて、イエスに従った。イエスは振り返り、彼らが従って来るのを見て、「何を求めているのか」と言われた。彼らが、「ラビ──『先生』という意味──どこに泊まっておられるのですか」と言うと、イエスは、「来なさい。そうすれば分かる」と言われた。そこで、彼らはついて行って、どこにイエスが泊まっておられるのかを見た。そしてその日、イエスのもとに泊まった。午後四時ごろのことである。ヨハネの言葉を聞いて、イエスに従った二人のうち一人は、シモン・ペトロの兄弟アンデレであった。彼はまず自分の兄弟シモンに会って、「わたしたちのメシア──『油を注がれた者』という意味──に出会った」と言った。そして、シモンをイエスのところに連れて行った。イエスは彼を見つめて、「あなたはヨハネの子シモンであるが、ケファ──『岩』という意味──と呼ぶことにする」と言われた。
※主日の福音朗読箇所に指定されている章節を含む、見出しで括られた箇所を掲載している。
主日C年
第一朗読:イザヤ書62・1-5
第二朗読:コリントの信徒への手紙一12・4-11
福音朗読:ヨハネ福音書2・1-11
1-12 カナでの婚礼
三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があって、イエスの母がそこにいた。イエスも、その弟子たちも婚礼に招かれた。ぶどう酒が足りなくなったので、母がイエスに、「ぶどう酒がなくなりました」と言った。イエスは母に言われた。婦人よ、わたしとどんなかかわりがあるのです。わたしの時はまだ来ていません。」しかし、母は召し使いたちに、「この人が何か言いつけたら、そのとおりにしてください」と言った。そこには、ユダヤ人が清めに用いる石の水がめが六つ置いてあった。いずれも二ないし三メトレテス入りのものである。イエスが、「水がめに水をいっぱいに入れなさい」と言われると、召し使いたちは、かめの縁まで水を満たした。イエスは、「さあ、それをくんで宴会の世話役のところへ持って行きなさい」と言われた。召し使いたちは運んで行った。世話役はぶどう酒に変わった水の味見をした。このぶどう酒がどこから来たのか、水をくんだ召し使いたちは知っていたが、世話役は知らなかったので、花婿を呼んで、言った。「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、酔いがまわったところに劣ったものを出すものですが、あなたは良いぶどう酒を今まで取って置かれました。」イエスは、その最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。
この後、イエスは母、兄弟、弟子たちとカファルナウムに下って行き、そこに幾日か滞在された。
※主日の福音朗読箇所に指定されている章節を含む、見出しで括られた箇所を掲載している。
教会公文書
- 年間(第1週~第9週)(カトリック中央協議会)
典礼暦年に関する一般原則および一般ローマ暦
2 主日
4 毎週の初めの日は、主の日、または主日と呼ばれるが、その日に教会は、キリストの復活の当日にまでさかのぼる使徒伝承により、過越の神秘を祝う。このため主日は、根源の祝日としなければならない。
5 主日の祭儀は、独特の重要性をもち、祭日と主の祝日だけがこれに優先する。ただし、待降節、四旬節、および復活節の主日は、すべての主の祝日と、すべての祭日に優先する。これらの主日と重なる祭日は、受難の主日と復活の主日に重なる場合を除き、次の月曜日に移動される。
6 年間
43 固有な特質を備えた諸節を除く場合、キリストの神秘の種々の面を取り立てて祝わない週間が、一年の周期の中で、33なし、34週残ることとなる。こういう週間、また、とりわけ主日は、むしろキリストの神秘全体を追憶するものである。この期間は「年間」という名で呼ぶ。
44 年間は、1月6日直後の主日の次にくる月曜日に始まり、四旬節前の火曜日まで続く。その後、年間はまたあらためて、聖霊降臨の主日の次にくる月曜日に始まり、待降節第1主日の「前晩の祈り」の前で完了する。「教会の祈り」とミサ典礼書に記載されているこの期間の主日と週日用典礼文は、この規則に準じて用いる。
広島司教区
ローマ教皇
ベネディクト16世
- 教皇ベネディクト十六世の2006年1月15日の「お告げの祈り」のことば 弟子の召命(カトリック中央協議会)
- 教皇ベネディクト十六世の2007年1月14日の「お告げの祈り」のことば 世界難民移住移動者の日にあたって(カトリック中央協議会)
- 教皇ベネディクト十六世の2008年1月20日の「お告げの祈り」のことば 絶えず祈りなさい(カトリック中央協議会)
- 教皇ベネディクト十六世の2009年1月18日の「お告げの祈り」のことば 移住者聖パウロ(カトリック中央協議会)
- 教皇ベネディクト十六世の2010年1月17日の「お告げの祈り」のことば 世界難民移住移動者の日(カトリック中央協議会)
- 教皇ベネディクト十六世の2011年1月16日の「お告げの祈り」のことば 世界難民移住移動者の日(カトリック中央協議会)
- 教皇ベネディクト十六世の2012年1月15日の「お告げの祈り」のことば 召命(カトリック中央協議会)
- 教皇ベネディクト十六世の2013年1月20日の「お告げの祈り」のことば キリスト教一致祈禱週間(カトリック中央協議会)
フランシスコ
典礼祭儀
- Pope in Philippines – Holy mass – 2015.01.18 (ローマ教皇フィリピン司牧訪問年間第2主日ミサ)
- 2017.01.15 Pastoral visit to the Parish of Santa Maria a Setteville (ローマ教皇セッテヴィッレの聖マリア小教区司牧訪問ミサ)
お告げの祈り
- 教皇フランシスコの2014年1月19日の「お告げの祈り」のことば 世の罪を取り除く神の小羊(カトリック中央協議会)
- Angelus Domini 2016.01.17 (ローマ教皇お告げの祈り)
- 2017.01.15 Angelus Domini (ローマ教皇お告げの祈り)
その他
備考
文書(ページ)情報 | |
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掲載日 | 2017年1月9日 |
更新日 | 2017年1月28日 |
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編集者 | web管理者(竹内) |